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EMOTION感性 NO.1383 R1-12-3 ◆家族のきずなの受賞作品から2019.12.01

NO.1383  令和1-12-3
◆家族のきずなの受賞作品から
広島市教育長賞
つながる家族  広島市立早稲田小学校 柳沢悠人
夏休みは毎年家族で鳥取のおばあちゃんの家に行きます。海水浴や釣り、虫とりをして一日中遊んで帰ると、おばあちゃんがおいしいごはんを作って待っていてくれます。
だけど今年の夏はおばあちゃんがいません。去年の冬なくなってしまったからです。鳥取の家にはまだ荷物がたくさん残っているので、家族みんなで整理しました。するとたくさんの古い写真やアルバムが入っだ箱が出てきました。赤ちゃんのお父さんが若いおばあちゃんにだっこされた写真や、おじいちゃんとおばあちゃんの新婚旅行の写真もありました。
見たことない着物の人は、多分ぼくのひいひいおじいちゃんです。ちょっとだけぼくに似ている古い家族の写真を見ていると不思議な気持ちになりました。ぼくがいるのはお父さんがいるからで、お父さんがいるのはおばあちゃんがいたからで、そんなふうにずっとずっと昔から家族はおたがいを大事にしあってつなかっているんだなと、当たり前のことなのに初めて分かったような気がしました。
ぼくもいつか大人になったら、おたがいを大事にしあえる新しい家族をきずいて、写真で見た家族の続きを作っていきたいなと思いました。

テレビ新広島賞
 お墓参り  広島市立五日市小学校 槙 悠成
ぼくのおしいちゃんは、ぼくが小学校一年生の時に亡くなりました。おじいちゃんとは、日曜日によく家族みんなでお出かけをしていたそうですが、ほくは、あまり覚えていません。ぼくが覚えているのは、病院へお見まいに行ったということと、おそう式の時のことです。
おしいちゃんは、最後骨だけになりました。それをつぼに入れました。今までのお墓参りは、石に向かって手を合わせるだけだったのが、一年生のおぼんからは、お墓参りに行くと石の下にはおしいちゃんがいるんたなと思うようになりました。
行った時は、お墓に水をかけ、きれいな花をそえて、お墓の回りをそうしします。そして線香に火をつけて合しょうします。
お墓の下におしいちゃんがいると思うと、お墓に会いに行く事や、お墓をそうじすることは、大事なことだなと感じました。
今年のおぼんにもお墓参りに行きました。これからも毎年おじいちゃんのお墓に会いに行こうと思います。

今年で11回目となった5年生によるエッセイ事業、長寿社会を表していると言えるのか、祖父母と親と自分の三代に渡ることを沢山書いています。
こうして家族との絆をあらためて感じるのでしよう‥毎回ですが、読むと胸が熱くなる作品に多く出会います。

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