EMOTION感性 NO.1383 R1-12-9 ◆スタッドレスタイヤを装着しなければならない理由2019.12.08
NO.1383 令和1-12-9
◆スタッドレスタイヤを装着しなければならない理由
チェーン装着義務法令の適用が始まってから数か月が経過し、鉄チェーンをはじめとした様々な素材のチェーンが多く販売され、急激な速度で流通するようになりました。その一方、私自身は10年以上前から、冬の装備は凍結路面に強いスタッドレスタイヤに頼り、チェーンを巻いた経験がほとんどありません。
「まさかチェーンの時代に舞い戻るとは」という気持ちがありつつも、チェーン装着に慣れたトラックドライバーから情報を集めてみると、やはり高勾配の凍結路では「鉄チェーンが必要」という意見が多くありました。わずか数100㍍の区間だけのために、鉄チェーンを装着して外すケースもあり、そういう路面が多く存在するのであれば、チェーンの必要性も無視できません。
スタッドレスタイヤがもつ最大の利点は、目視では判断できない凍結路面でのスリップ事故を予防してくれることです。特に危険なのは、「橋」です川に架かる冬場の「陸橋」の上は、凍結路面に近い状態になっていることが多く、路面に雪がないからといって、夏場と同じようなスピードを出して運転すると、大変危険ですスタッドレスタイヤを装着したとしても、安全に止まれないことが多く、それがもしも夏用タイヤだった場合は、簡単にスリップして、信号待ちの前方車両に突っ込む危険性が高いですコタイや側面に「M十S(MUD十SNCW)」のみ記載されたオールシーズンタイヤ(通称ミックス)であっても、凍った路面ではまったく役に立ちません。「オールシーズンタイヤに鉄チェーンを巻けば、スタッドレスタイヤに近い性能が発揮されるから問題ないだろう」と考える人が多いのですが、それは雪が見える雪道の上だけで通用する理論です。
冬場の高速道路で起きる単独事故は、夏用タイヤを装着したクルマが、路面の状態を考えずに高速走行したせいで、事故になるケースがほとんどです。速度によっては、車線変更をしただけでクルマがスピンする場合もありますから、こうした「見えない危険性」を排除し重大事故を回避するために、スタッドレスタイヤを装着する必要があるわけです。
ただ、残念ながら「チェーンさえ持っていればなんとかなるだろう」と考える人たちが増えています。特に、スタッドレスタイヤを装着した経験がない乗用車のユーザーは、保管場所や「経済面」を最優先する傾向が強いです。それに対して、トラックのユーザーは、「安全面」を最優先に考えているため、スタッドレスタイヤの装着率が年々伸びています。
この乗用車とトラックとの差が、今後どのような状況を招くのか懸念しているところですが、私は「冬場は雪が降らなくてもスタツドレス・タイヤを装着するのがマナー」だと考えていいます。(トラック広報より)
東北では既に1mの積雪のニュースです。春になれば忘れがちですが、雪が降ったらスタットレスタイヤのありがたさが分かるものです。過信しないで慎重に安全運転です。

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