EMOTION感性 NO.1393 R2-2-17 ◆「ザガロの十四戒」2020.02.16
NO.1393 令和2-2-17
◆「ザガロの十四戒」
「日・米・中の高校生の規範意識の比較」という調査資料があります。これによると「先生に反抗すること」が「木人の自由でよい」と回答した人の割合は、日本の高校生77%、米・中の高校生15~18%です。「親に反抗すること」が「木人の自由でよい」と回答した割合は、日本の高校生85%、米・中は15%前後です。「学校をずる休みすること」が本人の自由でよいとするのは、日本の高校生65%、アメリカが21%、中国9%・・、
新聞の投書欄で66歳の元高校教師がこの数字をあげて、「行き過ぎた民主的意識が社会生活での節度を失わせ、個人の欲望を無制限に解放することとなった。(中略)国民教育とは本来、共同体の価値観やルール・個人を超えた存在への畏敬の念を次代に正しく伝えることではないのか」と痛憤していた。
高校生がこのような考え方をするようになったのはもちろん親の責任であり、教師の責任であり、社会、政治の責任である。
つまり大人が長年にわたって。”礼儀と規律”を軽税し、ないがしろにしてきたから、子供がこのように育った・・
この現状を変えるのに難しい言葉はいらない。家庭、学校、社会が”礼儀と規律”を回復すればいいのだ・・。
この投書が載った同じ日のスポーツ欄に「ザガロの十四戒」という記事があった。ブラジルのサッカーチームのザガロ監督はW杯期間中の選手に十四項目の戒律を文書で示した。
「携帯電話を使うな」「監督の許可なくホテルから外出するな」「監督批判は厳禁」「時間厳守」「チームメイトを笑い物にするな」「協会のボーナスについての議論をするな」選手が規律を守らなければチームは成り立たない。規律こそチームガの原点である。
この欄の筆者は「ブラジル選手の芸術的ブレーは確かに人性のものがあるが、個性の強い選手を統一するこのしつこいほどのチームのルールがあるからこそ強いのだと言えまいか・・」と結んでいる。
ザガロ監督は大会前に選手全員に国歌斉唱を練習させている。国を代表して参加する選手が国歌斉唱の時に全員そろって歌うことができるようにだ・・、こうした基本的なことをきちんとしなければ勝つことができないことを監督はよく知っているのである。誰の言うこともきかずに「何でも自由」をふりかざす人が、社会に出て何を成し得るか。組織に対応できず、自分勝手な言動を繰り返し、すべて人の責任にして逃げまわる”お荷物”にしかなり得ない。
私がこう言えば「それがどうした。お荷物で結構、俺が好きでなるんだ。どこが悪いんだ」とそのお荷物は答えるに違いない。このように開き直る者に教示、説得という手段は通用しない。秩序を示し、規律を示し、礼儀を弁えなければ排際し、規律を守らなげれば捨てるしか方法はない。礼儀の根木は上下関係のけじめ、すなわち株序である。規律は集団の統一すなわち秩序である。秩序を重んじ従わせることが、大人が次代の若者になすべきすべてである。
プロ選手を育成するにはこのレベルが必要・・もうすぐプロ野球が始まります。参考にしたいものです!
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