EMOTION感性 NO.1408 令和2-6-8 ◆オールシーズンタイヤ2020.06.08
NO.1408 令和2-6-8
◆オールシーズンタイヤ
トラック用タイヤの中で、トラックに最も貢献してきた商品を挙げるとしたらBSのM810タイヤでしょう。
このトラック用タイヤの特徴は2つあります。まず、タイヤの接地面に彫られた溝の模様がおむすびの形に似ていたことから、「おむすびタイヤ」と呼ばれていました。またそのタイヤの商品名に入った数字にちなんで「発展夕イヤ」と呼ぶ人もいました。
運送業に携わっている方なら、このヒントで連想できます。特に2つ目のヒントが答えの鍵です。「発展は平仮名に直すと「はってん」それを一に変換すると「810」、つまり、商品名に一の8と10が入るタイヤですからブリヂストン社製の「M810」です。このM810は平成元年に発売され、30年以上経った今でも主要サイズを保有している、超ロングセラーのオールシーズン型タイヤです。
頭文字のMは、「MIX(ミックス)」という意味です。通常、タイヤの種類を表現する時、「M」は縦溝(リブ)と横溝(ラグ)が合わさった「リブラグ型」のことを指します。
ところが、M810の存在感があまりに強く、「M(ミックス)オールシーズン型」だという認識が根付いてしまったため、現在に至ってもなお、オールシーズン型夕イヤの注文を受ける「ミックスタイヤをください」と言われるほどです。1980年代は、リブ型タイヤ(溝の浅い縦溝)が主流で、雨の日はタイヤのスリップ事故がよく起きていたそうで、そこで「雨に強く、雪にも強い、タイヤの持ちも向上するトラックタイヤ」が切望されていました。
それを受けて誕生した経過で、その後「M880」が加わり、「M890」に進化します。さらにタイヤの再生が2回できる「M800」が登場し、今春ついにそのM800の後継版「M888」が発売されました。
ブリヂストン社製トラック用ダイヤの商品に付く数字には規則性があり、大型トラック用タイヤであれば一総合性能重視のタイヤは末尾の数字が「0」、変摩耗性脳や省燃費性能を重視したものは「1」(もしくは「5」)で、これまではこの規則でしたが、今後の末尾は数字の「8」しかも8並びの「888」です。
数字の8タイヤ車輪の形にたとえられていることがあり、そう考えるとM8008は、「新品時から使い切るまでの走行分、さらに再生2回分を含めて3回安全に使えますよ」という意味ではないかと推測しています。
これから、スタッドレスタイヤから夏用タイヤへの履き替えシーズンが始まります。このM888をはじめ、他のタイヤメ-カーからも新商品が続々と出ていますので、タイヤの「発展」度合をぜひ体験してほしいです。
810タイヤの歴史を改めての学習です。
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