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EMOTION感性 NO.1409 令和2-6-15  ◆見える化(安全のこと)2020.06.14

NO.1409  令和2-6-15
◆見える化(安全のこと)
以前売上げ目標の達成率のことを書きましたが5月6月とコロナ問題で大きく落ち込みました。運輸業だけではありませんが、企業が目標達成したらよほどのアクシデントがない限りそれなりの利益が出るのですが終盤になって落ち込みました。
当社にとってアクシデントとはクレームや事故です。あってはならないのですが「万が一」と言う言葉のように絶対ゼロとはなりません。起こしてはならないのが事故・クレームです。当社も毎月事故報告で何件か対応しています。


【責任事故】とは発生責任が当社側にあるものです。
幸いにして重大事故と言われるものはありませんでしたが、グラフで見るように3ケ年あまり変化していません。3ケ年平均で、月当り3件前後発生です。軽微な事故であっても損害額が100万円を超すものとか、特に陸送SやキャリアSでは保険の援用対象外となるなど、保険ですべて処理が出来るとは限りません、差額は当社負担となるのです。
ハインリッヒの法則の通りみんなが知るように軽微と言われるものを減少さすことが重要です。そのために当社ではクレド(ABC)カードを活用しています。体に浸透さすことです。
【不可抗力】は飛び石などでフロントガラスの交換をしたものが大多数です。出発前の点検で既についているキズの報告が効果を上げていると聞いています。しかし保険請求の処理上免責額が3万円あるので70件×3万円=210万円は利益の持ち出しです。
飛び石を受けにくい走り方を安全訓練教育での学習を実施してゼロとまでいかなくとも半減させたいものです。
【被害事故】当社が損害を被ったもので当然、受けた損害は加害者に請求できるものです。しかし陸送では被害事故だからと言って新車に交換の費用まで加害者に請求しても相手は負担しません。そんな場合は被害だから、と得意先に言えない経験を何度もしています。
【その他】内容は労災事故です。業務上社員が怪我をすると監督署に報告します。監督署は一定期間以上の休業事故は厳しく指導され労災保険の料率がUPします。
ギックリ腰など日常作業前のストレッチ運動で予防・防御できるものは防がなければ‥です。

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