社員のページ

EMOTION感性 NO.1413 令和2-7-13  ◆ゆでガエルからの脱却2020.07.12

NO.1413  令和2-7-13

◆ゆでガエルからの脱却

デジタル化や資本市場のグローバル化といった大変革のうねりを前にしても腰の重い日本の姿を「ゆでガエル」にたとえたコメントです。

コロナをバネにデジタル推進をするところが生き残る。そんな言葉が経済界に飛び変わっています。新型コロナを機に日本人がこうした問題に向き合い、ものすごい勢いで改善しようとし始めているのも事実です。

新型コロナの感染拡大を防ぐため、これまで禁じられてきた受診歴がない初診患者に対するオンライン診療の解禁を答申したところ、特例措置ながらもスピード解禁されました。スマートフォンやパソコンなどを使い、医師が患者とビデオ通話で診察するオンライン診療において、初診の解禁については長い間議論されていましたが、これまで業界団体の反対などもあり遅々として進みませんでした。びくともしなかった巨大な岩が、新型コロナの激震でぐらついて動いた感じです。(地方では未だ少ないwebで見ると広島では3病院)

■ぬるま湯から飛び出す機会に

ぬるま湯の風呂につかっているカエルは徐々に水温を上げても気づかず、やがて熱湯になったときには逃げ出せずにゆであがってしまう。

現状に満足するカエルを風呂から飛び出させるには、天敵のヘビを投げ込んで危機感をもたせるしかない。

このヘビにあたるものとして想定していたのが、米国流の資本主義の権化ともいえるような物言う株主の台頭や、(リスクを恐れず群れの中から最初に海に飛び込む)ファーストペンギンとなりうる起業意欲の高い優秀な若者でした。

新型コロナという「第3のヘビ」がいようとは思いもしませんでしたが、日本を変える大きなきっかけにはなるのかもしれません。

個人のナンバーカードをすでに持っている日本人は20%以下だと報じています。全国民に支給される給付金もTVではやっと70%代だと‥今になって銀行口座と結び付けておくと良いとか‥管理できている国では20日程度で支給が完了したと報じています。

当社でも長期予測先が見えないなか、新型コロナ問題の変化に対応は、社員の意識が「ゆででがえる」にならない為には意識(マンダラ)です。二宮尊徳の言葉に収入が減少するときは「出ずるを制す!」


 

記事の一覧へ

Copyright©広島陸送株式会社 All Rights Reserved