社員のページ

EMOTION感性 NO.1413 令和2-7-20  ◆国産タイヤの表示方式2020.07.19

NO.1414  令和2-7-20

◆国産タイヤの表示方式

『BS』のトラックタイヤで「R」から始まる表記のものは、すべて縦溝主体のリブタイヤです「RIB」。また、「M」から始まるものはオールシーズンタイヤ、「MIX」。「W」が付けば冬場に使うスタッドレスタイヤ「WINTER」と言うように最初の英文字を見れば、どういう種類のタイヤかが簡単に判別できる籍になっています。

その英文字のあとに3桁の数字を並べることで総合性能重視の夕イヤなのか、耐偏摩耗や燃費など、ひとつの性能に特化したタイヤなのかを区別しています。

『ヨコハマ』のトラックタイヤも同じよぅな表記で分類しており、最初の英文字のあとにYOKOHAMAの頭文字「Y」が付きます。リブタイヤなら「RY」。オールシーズンタイヤは、路面との接地力が強いトラクション(TRACTION)を高めたタイヤという意味で、「TY」と表記しています。スタッドレスタイヤはSTUDLESSの頭文字を取って「SY」。あとは『ブリジストン』と同様に3桁の数字を並べて性能の違いを区別します。

例えるならば「英文字解読型」です。ところが、もう2社の国産タイヤメーカー『タンロップ』と『トーヨー』は別記で分類されているので知識が必要です。『ダンロップ』のタイヤはすべて「SP」から始まります。『卜-ヨ―』は「M」の英文字1字を冠し、その次に表記される数字によって、リブ/オールシ―ズン/スタッドレスタイヤを区別しています。

リブタイヤは〈1〉から始まります。オールシーズンなら〈6〉、スタッドレスタイヤの場合、『ダンロップ』は〈0〉、『トーヨー』は〈9〉とい数字を使用します。

つまり、「数字解読型」の表記です。例えば、「SP122」はリブタイヤ、「SP001」ならスタッドレスタイヤ。「M636」はオールシーズンタイヤ、「M929」はスタッドレスタイヤとなります。ただ、ここで問題が発生します。BSのオールシーズンタイヤに使われるMと、『トーヨー』のMとをどう区別するかです。

実は、『BS』のオールシーズンタイヤ(ミックス)はすベて「M8〇〇」(M800番台)で表記されており、一方『トーヨー』のトラックタイヤには、Mのあとに〈8〉から始まる品番の商品がないため、そこでうまく棲み分けけされているのです。

ここ数年、『ヨコハマ』のトラックタイヤの品番も、「英文字解読型」から「数字解読型」に変わってきました。英語表記から始まらない場合、〈1〉=リリブタイヤ、〈7〉=オールシ―ズンタイヤ、〈9〉=スタッドレスタイ、の3種に分類されていることです。(トラック広報より)

陸送Sではあらゆる車を扱うのでタイヤのことも、こんな表示がされているくらいのことは知っておこう。

記事の一覧へ

Copyright©広島陸送株式会社 All Rights Reserved