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EMOTION感性 NO.1416 令和2-8-3  ◆新型コロナ禍2020.08.02

NO.1416   令和2-8-3

◆新型コロナ禍 これは5ケ月前の3月読んだ文章です。

出かけて「いい場所」「悪い場所」を専門家が指南!

1条件でも満たしたら要注意

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためイベント開催の中止や延期が相次いでいるが、自宅にこもり続けるのも気がめいる。政府の専門家会議が公表した集団感染リスクが高い3つの条件から、「出かけていい場所」と「悪い場所」を専門家に指南してもらった。

専門家会議によると、新型コロナウイルスの集団感染が確認された場所に共通するのが「換気の悪い密閉空間」「多くの人が密集」「近距離での会話や発声が行われた」の3条件だ。

近畿大学病院感染対策室の吉田耕一郎教授は「不要不急でない限り、この時期は外出を避けたほうが望ましい」と前置きしつつ、こう語る。(クラスターで多く発生)

「映画館や劇場の場合、観客が応援などの形で発声や会話をせず、客席に十分な間隔があれば絶対に利用を避けなければならないということはない。一方、満員電車は換気が悪く人が密集するので、2つの条件を満たすことになる。可能な限り時間をずらして混雑する時間帯を避けるべきだ」

カラオケ店のリスクも高いという。「歌唱することで唾を飛ばすリスクが高い。不特定多数で集まるというケースは少ないのでライブハウスほどのリスクはないが、利用するなら1人で利用したり、事務作業など歌唱以外の目的で利用するのがいい」と吉田氏。

また、「食品がむき出しで陳列されているスーパーやパン店は非常に危険だ。野菜などは必ず洗い、できるだけ高温調理をすることが望ましい」とアドバイスする。

飲食店などはどうか、山野美容芸術短期大学客員教授で医学博士の中原英臣氏は「居酒屋や焼き肉店、回転寿司はあまり神経質にならなくてもよく、客同士が離れて座ればなおいい」と指摘。

だが、キャバクラ・飲み屋等は「密閉空間のため(患者がいた場合、濃厚接触する)リスクが高く、注意した方がいい」と忠告する。気をつけたいのは、専門家会議が示した3条件がすべてそろわなければ大丈夫ということではないということ。「1つでも条件を満たすなら、注意すべきだろう」と吉田氏は警鐘を鳴らした。

興味深い“対処例”を明かすのは、帝京大学アジア国際感染症制御研究所所長の鈴木和男教授。2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)におけるベトナムの例を挙げ、こう提案する。

「ベトナムの病院では、ICU(集中治療室)ですら窓を開け、換気を徹底し、死者を限りなく少ない人数にとどめることに成功した。それほどに換気は重要。タクシーでも常に窓を開けることが運転手を感染から守るうえでも望ましい」

一時収まり気味たったが第2波なのか経済活動を止めるわけにいかないので・・基本に還って3蜜(密閉・密集・密接)を避けるとマスク着用を守ろう



 

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