社員のページ

EMOTION感性 NO.1418 令和2-8-24  ◆AとB、貴方はどっち?2020.08.23

NO.1418   令和2-8-24

◆AとB、貴方はどっち?

A、・あと500円買えば、駐車場が無料だ!

B、・無料のために余計に買うより、必要なものだけを買う。

郊外型は関係ないが無料の言葉に引かれて買ってしまうものは、多くの場合なくてもいいもの。300円の駐車場代節約のために500円を使うのは、得をしたいと思う気持ちが強過ぎるゆえの、不要の支出に他ならない。無料の誘惑に注意したい・・

A、 この高い肉買っちゃおうかな…。自分へのご褒美だから!

B、 必要なものは買うけれども、迷うようなら買わない。

「自分へのご褒美」は、思考を停止させてしまう悪魔の言葉。必要なものなんだと思い込むための、自分への言い訳になっていることも・・生活のためには禁句にしたい一つだ。

A、 5万円のセーターが半額! 買わなきゃ!

B、 この色のセーター、持っているから、いらないなぁ、

本当に半額なのかは事前にリサーチしていなければ分からないことだが、人は最初に示された数字に強い影響を受けてしまう(アンカリング効果)。買うときは、安いからという理由ではなく、必要かどうかで判断しよう。

A、 返品無料だから、試しに買ってみるか

B、 返品する手間を考えると、使わないかもしれないものは買わない。

「返品自由」は、買い物の背中を押す言葉。人は一度手にしたものは、不満があっても手放したくないという心理「保有効果」が働く。その結果、返品はせず、つまらないものにお金を払ったままになりがち。

A、レジ前にあるガム、ついでだからカゴに入れておこう、

B、 何を買うのかを決めてから店に入り、ほかのものは買わない、

買い物カゴに数千円分の商品が入っていると、レジ前にある100円のガムを追加しても大したことはないと思ってしまう。高額な買い物をした後ほど心のハードルは低くなる。「それだけを新たに買うか?」で判断しよう。

例えば、ネット通販を利用するとき、送料無料になるように注文数を増やしたり、ポイント還元率がいい日は、とりあえず余計に買っておいたりすることはありませんか、一見、買い徳のようだが、実は・・無料、限定、ポイント還元、などは魔法の言葉です。

10%のポイント還元を例に考えてみると、還元とはいうものの、ポイント還元の場合、10万円の買い物をして1万円が戻ってくるのではなく、後日使える1万円分のポイントが付くのです。11万円分の品物を1万円の値引きで買ったのと同じこと、1÷11で値引き率は9・1%。「1割現金値引き」に比べて、その差は歴然・・

「ただ、あまり細かく考えると息苦しくなるので、魔法の言葉に釣られて衝動買いすることがあっても、それで心のスッキリ感を買えたと思うなら・・良いだけです。ただし、決してしてはいけないのは、金融商品を何も考えずに買ったり、払い続けたりすることです。

我々の日常でよく起きている衝動買いのこと、積み重なると長い年月で差が生じている、と言う意味。(3年前のものです。読むと心理はあまり変わっていないようですネ!)


 

 

記事の一覧へ

Copyright©広島陸送株式会社 All Rights Reserved