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EMOTION感性 NO.1419 令和2-8-31  ◆熱中症予防にもなる「味噌汁」2020.08.30

NO.1419  令和2-8-31

◆熱中症予防にもなる「味噌汁」

パワーの主役は麹菌、「味噌汁を飲むと高血圧になる」は誤解だった?

◎健康で長生きするためには、腸内環境を整えることが大事。では、具体的にどうすれば、腸を元気にして、健康“腸”寿を実現できるのでしょうか?

これまで約4万人の腸を診てきた腸のエキスパートであり、腸に関する数多くの著書を手掛ける消化器内科医の松生恒夫さんが、腸を元気にして長生きするための食事や生活の秘訣を、エビデンス(科学的根拠)に照らしながら紹介です。

真夏を過ぎても熱中症に要注意、お盆が明けても厳しい暑さが続いています。甘酒と同様に、夏便秘や夏バテ、さらには熱中症予防にお勧めしたい食品、それは日本の伝統的な発酵食品である味噌を使った「味噌汁」です。

熱中症は、高温の環境下で、体温の調節機能や体の電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)のバランスが崩れることで、体温の上昇や脱水が起こり、めまいや頭痛、吐き気や嘔吐などの症状を引き起こし、体が暑さに慣れていない5月ごろからリスクが高まりますが、近年は真夏を過ぎた9月にも熱中症で救急搬送される人が少なくありません。消防庁の発表によれば3倍以上に増えています。

熱中症予防には、気温が高い時間の外出は控える、屋内では適切に冷房を使うなど環境に配慮するほか、汗などで失われやすい水分や電解質を補給することが大切です。味噌には電解質の中でも重要なナトリウムイオンが豊富に含まれており、味噌汁として飲めば、水分摂取も同時にできます。さらに、発酵食品である味噌は、腸内環境を改善し、夏便秘や夏バテを予防する効果も期待できるのです。

◎味噌汁を飲まない人が増えている

味噌は平安時代の文献にも登場するほど歴史の長い調味料で、鎌倉時代には武士が味噌汁を飲むようになったといわれています。その後、保存食として広まった味噌は、かつては多くの家庭で手作りされていました。近年では市販の味噌を使う家庭が大半となり、味噌汁を飲む頻度も減っているようです。

20歳以上の男女約1万人を対象に行われたある調査では、味噌汁を飲む頻度が「ほぼ毎日」と答えた人が24.3%、「週に2~3日くらい」が23.4%、「週に4~6日くらい」が20.2%だったとあります。一方、「まったく飲まない」の4.8%を含め、週に1日以下の合計は32%と、最も多くなっています。松生恒夫=松生クリニック院長のwebより

健康は毎日3度の食生活から・・はみんな知っていますが、バランスの取れた食事をとなると中々できといない場合が多いもの・・

こうした関係した文章に触れた時くらいは意識しよう・・

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