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EMOTION感性 NO.1421 令和2-9-14  ◆李登輝氏と日本人2020.09.13

NO.1421 令和2-9-14

◆李登輝氏と日本人

李登輝さんは「二十二歳まで、自分は日本人だった」と公言するぐらい日本が人好きでした。日本語が弟一言語といっても嘘じゃないくらい流暢でしたし、言葉だけでなくその思想や哲学の原点も日本です。旧制の台北高等学校時代に出会った新渡戸稲造の【武士道】は彼の座右の銘でした、ここで得たのがその生涯を貫いた「公に奉ずる」という精神です。

李登輝さんは総統退任後に「「武士道」解説を書かれました。そこにあったのは、日本国民族固有の伝統や歴史を見失い、自信を失いかけている日本人たちに今一度、本来の精神的な価値を思い起こしてほしい、そんな祈りにも似た思いでした。

日本で家族を持ち娘や息子を育ててきた私から見ても、今の日本は便利になる一方で、人間のスケールが小さくなっているよう見えてなりません。毎日あふれるばかりの情報が飛び交う中、何が正しく何が間違っているかという判断軸をもたないままマスコミやテレビの言葉に行動を左右されている日本人がなんと多いことでしょう。

とかく日本のマスコミは外国と比較して、いかに自国が劣っているか、日本を悪く書き立てます。そういう情報に毎日触れている若者たちがはたして、日本を好きになるでしょうか、「自国の将来を期待しない」と答える若者がこんなに多いのは、先進国では日本だけです。断言します日本は間違いなく総合点で世界一の国です。これほど豊かで安全で安定した国は他にありません。中国などに比べて経済の成長率が低いのは、それだけ日本が発展を遂げ、成熟した国だからです。

其れなのに、まるで日本人にはもうチャンスがないかのように、若者に思わせてしまう。誰がこんなふうにしたのでしょうかそれは親、教育者、社会、すべての大人の責任です。

かつて日本人として生まれ、一時は祖国から迫われる経験をした払からすれば、日本人として生まれたというだけで、人生はプラス50%のアドバンテーシを得たようなものですよ、残り50%は自分の努力次第ですが、それくらい日本人として生まれたということ自体が、チャンスに満ちあふれているのです。その,ことをきちんヒ評価出来、感謝し、国を愛することができる人間をきちんと育てていかないと・・

今、胸を張って「日本を愛している」と言える日本人がどれだけいるでしょうか、李登輝さんが愛した日本、そして日本人本来の姿をもう一度、思い起こし、世界に誇る国の姿を取り戻すこと。それが亡き李登輝さんへの何よりの弔いになると、私は思うのです。  金美齢氏談より

台湾と日本は政治的に国交はないが、経済は深い結びつきがあります。日本の新幹線が走っている、東日本震災では台湾から一早く見舞金が届いたことはみんなが知る通りです。国を愛することを再確認です。
李総統:台湾の政治家、農業経済学者。4代中華民国総統、コーネル大学農業経済学博士、拓殖大学名誉博士。日本統治時代に使用していた名は岩里政男。本省人初の中華民国総統で、「台湾民主化の父」と評価される。親日家としても知られる。

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