社員のページ

EMOTION感性 NO.1430 令和 2-11-16  ◆風邪予防2020.11.15

NO.1430  令和 2-11-16

◆風邪予防

コロナ禍が収まりません。気温が下がって乾燥する冬の時期にはコロナの菌だけでなく増加するようです。病気のウイルスは、ウイルスが付着した物に接触することや、病気に感染した人のせきやくしゃみから感染することはみんな知っています。喉や鼻の粘膜にくっついたウイルスが増殖してしまうと、風邪などのさまざまな病気になるのです。

一方、体はウイルスや病気の原因となる細菌をブロックする働きを持っています。そのためには、喉や鼻の粘膜が滑らかで潤っていることが重要です。健康な人の粘膜はしっとりと潤っていて表面は滑らかです。粘膜が潤っていればウイルスはなかなか体の中へと入り込めません。

ところがウイルスや細菌は、乾燥した状態では活発になります。(マスクで潤う!)

粘膜が乾燥していたり荒れていたりすると、そこからウイルスが侵入して増殖し、風邪にかかってしまいます。粘膜の表面を健康に、つまり潤った状態を保つことで、ウイルスに対してバリア機能を発揮させることができるのです。

▲ビタミンAと、β-カロテン

そこでカギになるのがビタミンAです。ビタミンAはレバー類や緑黄色野菜に豊富に含まれ、全身の粘膜や皮膚を良好な状態にする栄養素です。ビタミンAを十分に摂取していると、ウイルスが粘膜から侵入することを防ぐことができます。
ここでお薦めしたいのが、緑黄色野菜からビタミンAを取ること。緑黄色野菜にはβカロテンが豊富です。そのβカロテンが体内で必要に応じてビタミンAに変わるのです。つまり、βカロテンをたっぷり取っておくと、十分なビタミンAが体の中でつくられることになります。しかも、βカロテンは体に貯金することができ、余ったβカロテンは体の免疫機能を強くする働きがあります。ビタミンAとβカロテンの相乗効果で風邪に対する抵抗力を付けることができるのです。管理栄養上級カウンセラー菊池真由子氏文

今年は、風邪・インフルエンザ、そしてコロナに対応しなければなりません。基本は日頃の努力(3蜜対策)です。そしてバランスある食事からです‥

記事の一覧へ

Copyright©広島陸送株式会社 All Rights Reserved