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EMOTION感性 NO.1450 令和 3-4-12  ◆凡事徹底2021.04.12

NO.1450 令和 3-4-12

◆凡事徹底

オリックス時代の打撃投手、奥村幸治さんという方が当時まだ新人のイチロー選手の打撃投手をやっていたそうですが、その方はイチロー選手から多くを学んだと語っています。ある日、イチロー選手に「今までに、これだけはやったなと言える練習ってある?」と質問するとイチロー選手はこう答えたそうです。

「僕は高校生活の3年間、1日にたった10分ですが、寝る前に必ず素振りをしました。その10分を1年365日、3年間続けました。これが誰よりもやった練習です。」正にこの答えこそが『凡事徹底』だと思いませんか?一日10分の素振りの練習なら誰でも出来ると思います。しかし、それを毎日、しかも3年間やり続けましょうとなると、ほとんどの人が出来ないと思います。この『凡事徹底』ぶりがイチロー選手の凄さだと思います。イチロー選手だからそれが出来たのか?でも、「それはイチロー選手だから出来たんでしょ?」と思われそうですが、イチロー選手は『凡事徹底』が出来た秘訣を過去に話ししていますので、その秘訣を2つ紹介します。

1、イチロー選手から学ぶ『目標設定』の方法

『凡事徹底』の意味は理解できたと思いますが、実際にそれを実行するとなると、「続けられるだろうか…」とモチベーション維持や気持ち的に不安になるかと思います。凡事徹底をやる為には、最初に「目標設定」が必要なのですが、目標の設定の仕方がイチロー選手は大事だと言っています。「“目標”って高くし過ぎると絶対にダメなんですよね。必死に頑張っても、その目標に届かなければどうなりますか?諦めたり、挫折感を味わうでしょう。それは、目標の設定ミスなんです。頑張れば何とか手が届くところに目標を設定すればずっと諦めないでいられる。そういう設定の仕方が一番大事だと僕は思います」高い目標を掲げ途中で挫折するより、「手の届きそうな目標」から始める事が大切だということです。あなたが凡事徹底をやる為に最初に「目標設定」をするのなら、イチロー選手の様に、最初から高い目標を掲げず、出来ることからやってひとつひとつ積み上げて行きましょう。(※小さな成功体験を積み重ねることが重要)

2、イチロー選手から学ぶ『継続』の方法

「目標設定」を最初は低く設け、それを一つづつクリアして行きながらやって行くことが大事だと分かりましたが、もう1つ、イチロー選手が意識してやっていたことがあるそうです。それは『子供たちのようにまたやりたいなと思う気持ち』だそうです。

「子供たちのようにまたやりたいなと思う気持ち」とは?イチロー選手は毎試合「バットを持ちたくて持ちたくてしょうがない」という心境で臨んでいるそうです。この「バットを持ちたくて持ちたくてしょうがない」という心境について、オリックス時代にこう話しています。

「どんなに好きな野球でも、毎日続けていると、もう疲れた、今日は嫌だなと思う時ってないですか?そうなっては、自分の能力って絶対に発揮できないですよ。バットが持ちたくて持ちたくてしょうがない。そういう心境で、僕は試合に臨みたいんです」そして、こう続けたそうです。

「初めてお父さんとキャッチボールした時、どんな気持ちになりましたか?またやりたいなと思ったでしょ。その気持ちなんですよ。そういう気持ちが自分でしっかり作れれば、絶対に技術って向上していくと思いますよ」(WEBより)

色んな人が使っているこの「四字熟語」、我々ひろりくも安全を作っていくのに、クレドを凡事徹底していこう‥


 

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