EMOTION感性 NO.1467 令和3-8-23 ◆パンク修理3つの条件2021.08.22
NO.1467 令和3-8-23
◆パンク修理3つの条件
トラツクタイヤの作業上で最も心掛けていることは「自身が危険にさらされないようなパンク修理を実行すること」です。
雨が降った日は、タイヤのゴムが水気を帯びて軟らかくなるので、パンクするトラック車両が増えます。
すべてのパンクを修理できるわけではありません。まず前輪に装着されたトラックタイヤの場合、空気圧が適正値の3分の1(大型であれば3OOKPa3つの約束事以下)まで低下していると、たとえタイヤがどんなに新しくても、修理できないケースがあります。
修理前には必ず、トラックドライバ-からパンクした状況を聞きます。例えば「1分前にクギを踏んだばかり」という場合は、低圧走行によるダメージが少ないと判断し、手順を踏んでパンク修理を始めます。
しかし「そのまま走り続けてしまった」というような長時間走行後の場合はパンク修理を行いません。その理由は、内面に異変が見当たらなくても何らかの異常があるからです。
万が一修理の判断を闇違えて破裂させると大惨事で、周囲5m以内のものはすべて吹き飛びます。こうした修理中の事故で、多くの作業者が犠牲になっており、中には命を落とす人もいます。その危険性を踏まえ、安全にパンク修理したタイヤでも、空気を入れる時は、金属製の「空気充てん囲い」を必ず使用します。
次に、「後輪ダブルタイヤのどちらかがパンクした場合」です。「後輪は2本あるから、どちらか1本、タイヤの空気がなくなっても走れるだろう」と考えているドライバーがいますが、それは大きな誤りです。後ろダブルタイヤであっても、夕イヤの空気がすべて抜けた状態で入庫した時は、修理できません。
修理できないと説明しても、タイヤ店がパンク修理を強要されるケ-スがあります。運がよければ、適正値まで空気を注入しても破裂しない場合もありますが、その安心も束の間、トラックに装着してから数十分後にバーストする事例も数多くあります。
「時間差バースト」と呼ばれる現象です。このように、パンク修理には様々な危険が潜んでいますから、
- 「空気圧が0kpaになったタイヤ」、
- 「いつパンクしたか分からないタイヤ」、
- 「パンクしたあと、勝手に空気を補充されたタイヤ」の3種類の夕イヤには、パンク修理を行わない、という鉄則があります。これがプロに課された「3つの約束」です。

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