社員のページ

EMOTION感性 NO.1478 令和3-11-15 ◆エコドライブを戦略に_12021.11.07

NO.1478 令和3-11-8

◆エコドライブを戦略に_その1

原油の高騰が止まりません。すでに昨年から今年にかけて軽油は1ℓ当たり40円近く値上がっており、場合によっては仕事をすればする程、赤字になる、というケースも増えてきそうな状況です。

例えば1日100km走行している4t車両が平均4.5km/ℓで走行しているとすると、1日当たり、約22ℓの燃料を使用することになり、25日稼働だと月間で550ℓ。40円の値上げだとしても月間22.000円の増、年間だと264,000円増、車両を50台保有しているとすると、1千320万円の負担増となり、貴重な収益をじわじわ減少させていくことに…。

このような時こそ、日頃から唱えているエコドライブの実践が力を発揮します。すでに朝礼や告知で省エネへの取組を進めていますが、まさに今、燃料費高騰対策の最強手段として、エコドライブの推進を再発動しなければ・・です。

エコドライブは燃料の節約だけではなく、安全運転にもつながり、事故撲滅にも一役担っていることを再確認です。

会社、社員、顧客にとって良い結果しか生まないエコドライブを再度取り上げます。

  • ふんわりアクセル「eスタート」=「やさしい発進を心がける」。普通の発進より少し緩やかに発進する(最初の5秒で時速20キロが目安です)だけで11%程度燃費が改善します。やさしいアクセル操作は安全運転にもつながります。
  • 加減速の少ない運転=「まず車間距離は余裕をもって、交通状況に応じた安全な低速走行に努める」。車間距離を詰めたり、速度にムラのある走り方をすると、加減速の機会も多くなり、その分市街地で2%程度、郊外で6%程度燃費が悪化(前後の一般車両に圧迫感や恐怖感を与えることにもなる)。同じ速度であれば、高めのギアで走行する方が燃費がよい。交通の状況に応じ、できるだけ速度変化の少ない安全な運転をしよう。
  • 早めのアクセルオフ=「エンジンブレーキを積極的に使う」。エンジンブレーキを使うと、燃料の供給が停止されるので、2%程度燃費が改善されます。停止位置が分かったら、早めにアクセルから足を離して、エンジンブレーキで減速しよう。また減速したり、坂道を下る時にはエンジンブレーキを活用する。
既にみんな知っていることだけど、再確認と実行です。 次号に続く

 

記事の一覧へ

Copyright©広島陸送株式会社 All Rights Reserved