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EMOTION感性 NO.1480 令和3-11-22  ◆三人の石切工の話し2021.11.21

NO.1480 令和3-11-22

◆三人の石切工の話し

何度も聞いたことがあります・・ドラッカーの『マネジメント』に載っている話です

むかし、むかしのこと一人の男が、旅の途上で石を切り出している場所を通りかかりました。そこでは、三人の石工が働いていました。その仕事に興味を持った旅人は、一人目の石工に尋ねました。

「あなたは、何をしているのですか?」

その石工は、つまらなそうな顔をして答えました。

「お金を稼ぐためさ!」

旅人は、二人目の石工に、同じ事を尋ねました。

「あなたは、何をしているのですか?」

二人目の石工は汗を拭いながら、こう答えました。

「この大きくて固い石を切る為に、悪戦苦闘しているのさ!」

旅人は、三人目の石工に、同じ事を尋ねました。

「あなたは、何をしているのですか?」

三人目の石工は、目を輝かせ、こう答えました。

「私が切り出したこの石で、多くの人々の、心の安らぎの場となる教会が出来るのです!」

三人いれば三人とも、みんなちがう、何にフォーカスするのか?それによって作業(仕事)の質も変わります。

もし、この旅人の問いかけが「あなたは、何をしているのですか?」ではなく・・・

「この石で何ができるんですか?」

「それができると村人は何を手に入れることができますか?」

など、ゴール(教会が建つ)やゴールの先にあるもの(村人が安らぎ)に質問を使ってフォーカスを変えることができたらステキなことだと思いませんか?

その問への答えはあなたの想像におまかせしますが、会話の最後に、三人の石工が・・・

「私は、その素晴らしい教会を夢見て、石を切り出しているのです!」と答えたとしたら・・・

作業は仕事となり、仕事はミッションとなります。

当社のミッションは社員が安全に届ける荷物(商品・車)は、関連する業界・会社(荷主と届け先)の繁栄と地域の経済しいては日本の経済活動に貢献しているのです。

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