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EMOTION感性 NO.1499 令和4-4-11  ◆新渡戸稲造2022.04.10

NO.1499 令和4-4-11

◆新渡戸稲造

明治の教育者で、農学・法学博士号を持つ新渡戸稲造は日本の道徳教育を国内だけでなく海外にも広めました。

英語で『武士道』を出版するなど幅広い知識を持った新渡戸は、勉強を始めたばかりの若者のために、わかりやすく書いた教えも遺しています。

たとえば次のような言葉です。

「自分の身の回りの人々に尽くすことは、結局は自分のため、世の中のためになるもので、つまらないことをしてと、嘆くことはやめなさい。ささやかな善行でも限りなく積もれば、これが世のためにもなるし、自分のためにもなるものである」

社会人になると、人のために気を遣ったり、お世話をしたりという機会が増えるものです。そのときに、どのような心で取り組んでいるでしょうか。

古くは武士の時代から、日本の道徳教育の根底には、大をいたわる心、思いやる心があります。人を思いやる行動が自然にできるのは、1人前の大人になった証しでもあります。

新社会人だけでなく、全ての人に当てはまる教えです。骨身を惜しまず尽くしましよう(月間朝礼より)

~新渡戸稲造の言葉より~

・ 進む勇気と退く勇気があってこそ真実の勇気。

・ 武士道は、日本の象徴である桜花とおなじように、日本の国土に咲く固有の華である。

・ もっとも勇気ある者はもっとも心優しい者であり、愛ある者は勇敢である。

・ 正直は最善の政策なり。

・ いかに苦しいことがあっても、ヤケになるのは短 慮の極みである。逆境にある人は常に「もう少しだ」と言って進むといい。やがて必ず前途に光がさしてくる。
お金の顔にもなった新渡戸稲造は6歳から海外で育っている。それでも日本の文化を伝えている

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