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EMOTION感性 NO.1516 令和4-8-22  ◆「ひと声」の力2022.08.21

NO.1516 令和4-8-22  
◆「ひと声」の力
昨今は町へ買い物に出かけても、場合によってはひと言も発することなく用を済ますことができる時代です。スーパーやコンビニに入るときに「ごめんください」と挨拶する人は、ほとんどいないでしょう。売り場に並んだ商品を手に取り、レジまで持って行きお金を渡せば、買い物は成立します。コロナ禍にともない、セルフレジも現れました。
しかし、利便性が向上したとはいえ、人とふれあいながら声をかけ合うことのない状況には、どこか物足りなさも感じます。

『たったひと声』を惜しんだがために、気まずい思いをすることもあるでしょう。先を急ぐときの「すみません、通してください」のひと声。ちょっとした迷惑をかけてしまったときの「失礼しました」のひと声など、声をかけ合うことで、お互いに、より気持ちよく行動できる場面もあるのではないでしょうか。
人と言葉を交わすことは、相手に心を向ける行為でもあります。行きずりの間柄であっても、温かい心で、温かい言葉を交わすことを心がけたいものです。
私たちは、よりよい社会があってこそ安心して暮らすことができます。社会を支えていく手段としては。まず一人ひとりひとりが自分の役割や仕事にしっかりと取り組むことが挙げられます。

「誰の役割でもない物事」に目を向けることは、日ごろからそうした役割を買って出て、私たちの日常を支えてくれている「誰かの力」に気づくことにもります。私たちは、自分自身の日常を支えてくれている「誰かの力」に感謝するとともに、「お互いさま」「おかげさま」の思いで、よりよい社会づくりのために進んで尽くしていきたいものです。(読むだけで人間力が高まる集より)


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