EMOTION感性 NO.1539 令和5-1-30 ◆タイヤをスキャンする時代がくる2023.01.29
NO.1539 令和5-1-30
◆タイヤをスキャンする時代がくる
「東京モーターシヨー」が初めて開催されたのは、1954年、第1回の名称は「全日本自動車ショウ」で、「東京モーターショー」と改称したのは1964年の第11回大会から、そこから60年近く時が流れた今年の秋、「JAPAN MOBILITY SHOW (ジャパンモビリティショー」という新しい名称で開催です。
モビリティは「移動」を意味します。その中で「タイヤ」がどういった役割を担っていくべきか・・について考えると、「パンク」と「雪道走行」のキーワードです。
ハンク対策は「パンクしないタイヤ」ですが、現在の技術で可能なのは、タイヤの中に空気圧センサーを入れ、パンクの予知をすることです。乗用車・バン用タイヤの分野では、空気圧値500kpaまで耐えられる救急車用のランフラットタイヤが登場しています。ランフラットタイヤは走行中にパンクで内圧が0kpaになっても100キロ程度の距離は走行でき、災害現場に入る救急車にとっては命綱です。
トラック用ランフラットタイヤへの技術転換は、重量の増加が伴うため難しいのですが、近年、ゴムの中に「電子タグ」を搭載したタイヤが注目を浴びています。村田製作所やトッパン・フオームズ等のRFID情報が書き込まれたICタグ・RFタグ)の製造技術メーカーと、タイヤメーカーとが協業し、ゴムの中に電子タグを埋め込むことで、そのタイヤの製造年や溝深さを電子管理できるようになります。
地面に置いた「路面磁気スキャナー」を通過するだけで、卜ラックに装着されたタイヤの情報が瞬時に読み取れることです。技術がさらに進み、タイヤの中に投げ込んだセンサーボールから空気圧が測定できるようになれば、タイヤの空気圧/溝深さ/製造年(走行キロメートルも記録可能)が記載されたシー卜の発行も可能です。高速道路の料金所やSA・PA内にタイヤ用スキャナーが設置され、輸送中のタイヤ点検が可能になれば、2024年問題のひとつであるタイヤケア対策にも対応でき、夢の「空気圧ステーション」の建設も現実味を帯びてきます。
「雪道走行」に関しては、3PMSF (スリーピークマウンテン・スノーフレーク)マーク付きのトラック用オールシーズンタイヤの登場が待たれます。(広報トラック)
予測されている技術レベル・・
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