EMOTION感性 NO.1546 令和5-3-20 ◆アメリカに学ぶタイヤケア2023.03.19
NO.1546 令和5-3-20
◆アメリカに学ぶタイヤケア
年間を通してトラックの平均燃費がリッター当たり100m(0.1km/㍑)延びたら、燃料代がどれだけ抑えられるか計算してみると大きな数字になります。例えば、年間5万Km走行で平均燃費が5km/㍑の場合、消費燃料は1万㍑です。平均km/㍑)が100m改善すれば、その数値に0.1を掛けた1000km分が「無料走行距離に変わるので、1000m(1km)延びた場その10倍の1万kmになりますから、東京―大阪間(片道約500km)の10往復分の燃費が浮く算です。
その「l00mの燃費改善効果」を卜ラックドライバーの給与体系に大きく反映させているのが、大型トレーラーの使用が高い海外の輸送業界です。
日本のドライバーがカナダでトレーラーに乗務している方がいます。メールでタイヤ事情について問い合わすと、社員ドライバー(カンパニドライバー)として、アメリカ全土を走行しています。アメリカの給与体系は完全歩合制(走行当たり40円)で、走行した距離や時間、エリアや時期によって変動し、燃費性能や安全運転性も給与の考査対象です。燃費性能に関しては、小数点第2位の部分まで算出し、車両別(型式別)の順位を公表して競わせているそうです。
タイヤケアに関しても、ドライバーの目視点検を最重視して、運行前点検でタイヤ溝の消耗や、大きな傷を発見した場合、車両運行を停止させ待機させる。またタイヤの偏摩耗なら、位置交鬱行い、交換時期も、溝の深さだけではなく、「何年で何万km走行したら新品に交換する」という消費期限設定も行っており、ゴムがすり減るまで走行するケースは少ないようです。
このように、こまめにタイヤの位置交換を繰り返していけば、走行距離も延び、1度に全数交換を行うことも可能になります。日本では部分的なタイヤ交換(2本、4本)が多いですが、燃費面からいえば、全数交換のほうがより効果的です。
さらにアメリカのトレーラーには空気圧を自動調整できるTPMSCタイヤ空気圧監鍾置)が備わっているので燃費がよく、タイヤの負担も大幅に軽くなるがら、アメリカではドライバー・ファーストのタイヤケア」が実践されているようです。
当社のタイヤ管理は新しいシステムの時代を迎えています。
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