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EMOTION感性 NO.1552 令和5-5-8  ◆エッセイ入賞作品2023.05.07

NO.1552 令和5-5-8  
◆エッセイ入賞作品
▼見送るお母さん 優秀賞(市長賞)
 広島市立彩が丘小学校5年 浅辺乙稀
ぼくが学校に行く時に、いつもお母さんが手をふって見送ってC4.それはぼくの姿が見えなくなるまでずっと続く。ぼくだけではなく、お父さんやお兄ちゃんにもだ。「どうしてだろう」と不思議に思った。

だから、お母さんに手をふり続ける理由を聞いてみた。「あなた達が毎B元気に笑顔で過ごしてほしいからだよ。」と教えてくれた。でもぼくには、いまいちその気持ちがよく分からなかった。そしてぼくは、いい事を思いついた。[ぼくが夏休みに、毎日手をふって、お母さんの見送りをする。そうしたら、お母さんの気持ちが分かるかもしれない」と。

さっそく夏休みに、仕事へ行くお母さんを見送った。車が見えなくなるまでずっと。心の中で、「仕事がんばってね」とつぶやくと、少しお母さんの気持ちが分かった気がした。お母さんは、ぼく達が元気で学校に行って帰ってくる事、一日を楽しく過ごす事など、たくさん願ってくれてたんだとぼくは気付いた。「ありがとう」と言葉に出た。見送る事は、ぼくにもお母さんにとっても、大事な事なのだ。あと少しで学校が始まる。お母さんの見送る姿がまた見れると思うと、ワクワクした。

▼オムライス(教育委員長省)
 広島市真亀小学校5年 森國陶子
私の家では、家族のうち一人がいないとき、よくオムライスを作ります。
昔、お姉ちゃんがキャンプに行ったときに、私はさみしくて泣きべそをかいてしいました。そんな私をなぐさめようと、晩ごはんの時にお母さんが大きな丸いオライスを作ってくれたのです。
そして、そのオムライスにケチャップでお姉ちゃんの似顔絵を書きました。それが始まりでした。オムライスにかかれた似顔絵を見ると、はなれていてもそばに感じることがした。そして、私か病気で入院してしまったときには、お姉ちゃんとお父さんがオムライスを作って似顔絵を書いてくれました。その写真を見て、私は早く退院しようとがんばることができました。
わが家のオムライスは、私にとって、家族のきずなを感じられる幸せの食べ物です。

前年度は中止となり2年分を行ったものです。毎回ですが読むと胸が熱くなります。

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