EMOTION感性 NO.1573 令和5-10-10 ◆休みの有害2023.10.10
NO.1573 令和5-10-10
◆休みの有害 外山滋比古氏 (志向の整理学より)
人間はだれシも何もしないで、じっとしているのが、いちばん楽である、という誤った思い込みを持つようになっている。
何もしないでじっとしていれば、エネルギーの消費は少ない。エネルギーを消費すると、疲労を覚える。あまり運動しないようにという黄信号!
動くと疲れる、疲れるのはよくない、したがって何もしないでいるのがよいと考える。
現役で働いている人も、休みはありかたい、と子供のような気持ちでいる。そういう人間が近年、増加しているようだ・・
そのひとつのあらわれが、休日の増加である。昔は、数えるほどしかなかった休日(ハタ日と言った)がいつのまにか増えて、いまは16日もある。
これに土日を合わせると、百日ほどある。休日と合わせると年の三分の一は休んでいる勘定になる。
昔、年中無休、盆と暮にわずかなヒマをもらった奉公人のことを考えると、大改善であるように考える人が多い。
しかし実際は休日が多くなって、かえって体調不良の人が増えたのは皮肉である。体だけでなく精神的にも故障が多い。
もっともはっきりしているのは学校へ行くこどもたちである。もともと、学校は、不必要に休みが多く、長い夏休み、長くはないが冬休みと春休みがある。さらに土日が休みときているから、合わせると150日くらい休みになる。
休んでばかりいることになるのに、だれもそれを休みすぎだと批判しない。人間は知らん顔をしていても、天はきびしい。困ったことが起こる。たとえば、学校嫌いが増えるのである。
月曜日から始めて、だんだん調子が出る。そこで土、日の急停止、心身、ともにショックをうける。
2日休んで月曜は冷たくなったエンジンを動かさなくてはならないが、これが厄介・・
頭が痛くなったり、腹が痛くなったりする。仮病ではなく、本当に、体調が悪くなる。月曜を休むと、火曜はもっと行きたくなくなり、そのまま不登校がつづくことになったりする。
いまの制度では不登校を減らすことは不可能であろう。こどもの話である。
休日に何をするか?
自分の為に健康に投資を!
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