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EMOTION感性 NO.1291 平成30-1-22 ◆自他を苦しめる利己心2018.01.22

◆自他を苦しめる利己心
利己心とは:自分の利害だけをはかって、他人のことを考えない心。(広辞林)とあります。

人はみんな「利己心」を持っています。
◎私たちの日常生活における心づかいを振り返ってみると、自分の立場や利益、好悪や価値観などを優先し、それにとらわれる傾向があります。
この傾向が強くなると、利己的な言動となって表れ、人間関係に衝突や対立を生み、物事をこじらせて、自分も相手も苦しめることになります。利己心は、こだわり、相手や周りへの配慮に欠ける心といえます。

人間関係がうまくいかずに不愉快な思いをする場合、私たちはその原因が相手にあると考え、相手を責めたり恨んだりします。確かに相手に責任があることもありますが、こちらにも自分の利害や好悪に強くこだわる心がはたらいていることが多いものです。

利己心は、さまざまな形をとって表れます。相手を打ったり責めたりする。自分が正しいと思うことを押し付ける。過度に憤慨する。わがままを通す。高慢や強情になることなどに見られます。
また、極端に無理をする。見栄をはる。親切を押しつける。人を差別するなどの形としても表れます。
互いに良いことを考えて行動するときにも、自分のやり方や価値観などに過度にこだわったり、それを押し通そうとして、かえって仕事の遂行に支障をきたすことがあります。これも利己心の表れといえます。

そのほか、社会的責任が聞われる企業経営の不正や不祥事などから、世界各地における抗争やテロ、地球的規模の環境破壊の問題に至るまで、人間の利己心の増長がその原因となっていることが多いといえるでしょう。(モラロジーから)

誰もが持っている利己心、どうすれば治るのだろう‥と思っても思うだけでは治りません。「思いやりの気持ち」を少し大きくすればこの利己心が少し小さくなります!とおしえています。

どの組織でもギスギスした雰囲気をつくらないことが必要です。
それには「思いやりの心」です・・

・感 謝 反 省

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