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EMOTION NO.1318 h30-8-6 ◆パートナー2018.08.05

NO.1318 h30-8-6
◆パートナー
「お客様は神様です」という言葉を歌手の三波春夫さんが言っていました。三波春夫にとっての「お客様」とは、聴衆・オーディエンスのことです。客席にいるお客様とステージに立つ演者、という形の中から生まれたフレーズです。三波が言う「お客様」は、商店や飲食店などのお客様のことではないのです。また、営業先のクライアントのことでもありません。
しかし、このフレーズが真意と離れて使われる時には、例えば買い物客が「お金を払う客なんだからもっと丁寧にしなさいよ。お客様は神様でしょ?」と、いう風になるようです。そして、店員さんは「お客様は神様です、って言うからって、お客は何をしたって良いっていうんですか?」という具合。俗に言う“クレーマー”には恰好の言いわけ、言い分になってしまっているようです。

このフレーズの本来の意味は、本人がインタビュー取材の折などに尋ねられることも多くあり、その折は次のように話しています。
『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです』と・・、

お客さんが売主にソッポを向かれると商売が成立しなくなります。しかしどんな条件下でも、とは言えません。先の文にあるようにクレーマーの要因になりかねないのです。
当社と荷主は良きパートナーでなければなりません。貴方はその認識で対応できていますか?
7月は災害の影響で仕事の流れが悪く、広島地区での生産性が良くありませんでした。(岡山・福山は頑張って呉れました)まだ少し続きますが、条件の良くない中でこそ「元気に、明るく」接してください。一人ひとりの配慮で信頼関係はより生まれます。

コミュニケーションが取れていないと誤解となってしまいます。信頼関係が保たれていてこそ、良きパートナーとして認められます。
先の個人面談の中でも、荷主と日々接触をしているのはドライバーなのだ、パートナーとして信頼関係を作っている・・力強い言葉です。

 

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