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EMOTION感性 NO.1337 h30-12-25 ◆今年の思い!2018.12.24

NO.1337 H30-12-25
◆今年の思い!
足踏みしていたカープの胴上げシーンを、引越専中四国理事会の日に城戸理事長とTVで見ていました。今年でリーグ三連覇・・カープは無敵を誇っていますが、この強さの一番の功労者は。背番号25番の新井貴浩だろうと思います。
評論や解説では、「カーブは、選手やベンチが一丸となって、故障者が出ると変わりが活躍して、チームカが落ちない。」と言われてきました、まったくその通りだと思います、その中でチームを一年間引っ張って来だのが、新井貴浩では・・、

古来、日本人は、“お兄ちゃん゙’が大好きです。何故か理由はよくわかりませんが、“兄き’が大好きです。昔からヤクザ映画では、したっぱの子分がピストルで撃たれて死ぬ時、“兄き~”といって死んでいきます。この“兄き~”という一言で、胸が熱くなります。今、NHKの大河で“西郷どん”をやっています。西郷さんも薩摩の片田舎で、小さい頃からガキ友達の中で“兄き”として大きくなってきました。そして明治維新を成し遂げ、政治の要職につきます、(しかし、残念ながら、“兄き”ではなくなってしまいます。ここに、西郷さんの悲劇があるのでは!)

萩の郊外の小さな家屋で、吉田松陰が寺子屋塾を開きます。23才の時です。松陰は、長州藩きっての秀才で、12~13才の時に毛利のお殿さまに、論語などを説諭しています。
開明思想と大義を語るために、時の幕府から睨まれ、切腹を命じられます。しかし長州は、大事に松陰を郊外の松下村に匿います。そして松陰はそこで近所の子供を集めて、よみ、書き、そろばんを教えます。今も、萩の名所として残っています。
門下生は、後に明治で活躍する弟子たちです。松陰の教育方針は、子供達を誉めます。子供達のいい所を見つけて、誉めます。
子供達は、それは嬉しいでしょう。長州一の秀才の“お兄ちゃん”に誉められるのですから。沢山いた門下生が育ったのはみんなが知る通りです。その中の一つ・・子供達の中に、俊輔という小僧がいます。
デキはあまり良くない子ですが、よく気がついて、こまめに周りに気をきかします、松陰はこの子に“周施の才あり”と言います。周施とは、今でいう政治です。俊輔とは、後に初代内閣総理大臣、伊藤博文です。
今年のカープの優勝の一番の功労者は、新井貴浩・・カープの中で新井は“お兄ちゃん”と呼ばれているようです。日本の国は、昔から、“お兄ちゃん”が道を切り開いていくようです・・(私の友人高橋氏より)

▲私には実の兄はいませんが、若いころ一回り年上の石井民雄という“兄き”と呼べる先輩がいました。人との繋がり、接し方など、私にはない人脈を酒の席などを通じて学びました。私の大きな財産です。残念乍ら20年位前に他界しましたが、今でも心の中にいます。
みんなもそんな“兄き“(先輩)を持つことです、また”兄き”と呼ばれる立場になれるようになりたいですね・・
今年は各地で多くの災害があった年ですが、来年もカープの奮起とわが社の繁栄を願っていきましょう・・感謝♪です。

 

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