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EMOTION感性 NO.1350 H31-4-1 ◆平成最後の4月2019.04.01

NO.1350  H31-4-1
◆平成最後の4月
いよいよ今月で平成が終ります。当社の多くの社員は昭和生まれだから(平成生まれの人は6名です/5%)昭和・平成・そして新しい3代の天皇陛下を知ることとなります。
「平成」という表示をした当時の小渕官房長官が掲げたことを思い出します。新しい元号の発表は今日4月1日、

法律では元号法というのはあるが、和暦の元号を使用する。とはなっていないようです、我々が持っている運転免許証、役所で取る住民票などは和暦で表示されています。これは官公庁の多くの書類で元号表記されることが一般的とのことで使用されているようです。
WEBで見ると有識者でも賛否両論があり、賛成者のものを見ると神武天皇以来の日本国固有の他国にない文化を大事にしたい‥和暦は天皇制を前提とするものですし、「天皇が時を支配する」との印象を与える場合もあります。

実際、古来の文書からずっと和暦が用いられ、裁判所でも戦後も引き続き使用されている経緯があるそうで、法律文書(判決文など)について、判例などを検索する際、元号で検索をしないと、目当ての判決にたどりつくことは難しい・・などとあり、官公庁の使用が優先して使われているようです。
国民の間でも、明治・大正・昭和・平成と時代を刻む目安になっています。元号制は、残しつつ、時・場所に応じて使い分ける形が今後も取られるでしょう・・それぞれの時代の雰囲気までが漂ってきます。単に計算しにくいとの理由だけで、元号を捨てるというのは、日本人としてあまりに単純です。

また、反対の意見としては、計算が面倒とか、天皇制に反対なので‥などがありますが、西暦はキリスト誕生という宗教的要素からスタートしているもので、これを言うとあまり説得力はないようです。
私としても神武天皇時代の「大化」以来、わが国で使用されてきた元号の使用をあえて放棄するべきでないように思います・・。

元号が新しくなると、これによってビジネス上は色々なこともあるでしょうが、昭和から平成に変わったときもそれなりに慣れたのだから、世界に類のない日本の文化を大切にすることが必要です。

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