EMOTION感性 NO.1352 H31-4-15 ◆ダブルタイヤに石が挟まった時の処置2019.04.15
NO.1352 H31-4-15
◆ダブルタイヤに石が挟まった時の処置
北海道の自動車整備工場で、トラックタイヤの作業者を震撼させる悲惨な死亡事故が起きた(2018/10)。タイヤに関する事故として報道された事故で事故直後の報道では、「大型トラックがタイヤ交換のため、自動車整備工場に入庫。作業をしていたところ、タイヤが破裂し、作業者が吹き飛ばされて死亡」とありました。
その報道を見た時場所は北海道、時期も10月下旬ですから、ちょうどスタッドレスタイヤの交換作業が始まった頃です。新品交換ならタイヤが破裂することはあヴませんから、「昨年まで使用していたスタッドレスタイヤに異常があったか、もしくはタイヤの側面にあった大きな傷を見逃して空気を注入した結果、タイヤが破裂したのだろう」と考えました。ところが翌日の報道では、まったく違う状況だったことが判明しました。
大型トラックの後輪ダブルタイヤに、石が挟まっていたのです。後輪内側のタイヤと後輪外側のタイヤの間には、数十センチの隙間があるので、道路に落ちている大きな石や岩などを踏むと、その隙間に入り込んでしまうケースです。タイヤに岩石が挟まった状態で走行すると異音が発生することから、その大型トラックは石を取り除くために整備工場へ入庫したのだろうと推測しました。
「それではなぜ、ダブルタイヤに挟まった石を取る時に破裂事故が起きるのか?」理由は単純で、ダブルタイヤの間に挟まった石が、内側と外側、両方のタイヤ側面を傷付けてしまっているからです。
また、一番やってはいけないのが、ハンマーなどを使って取り除く方法です。「石だからハンマーで叩けば取れるだろう」と考える人がいますが、叩いた瞬間、タイヤの傷口が広がって破裂します「それだったら、外側のホイールを外せば、石が簡単に取れるのでは?
実はこれも危険な作業です挟まった石がタイヤの破裂を抑えている場合もあり、外側のホイールを固定しているナットを緩めた瞬間に傷が広がって破裂することもあります。
正しい手順は、1つしかありません。まずは大型トラックをジャッキアップし、石が挟まったダブルタイヤの空気を2本とも同じタイミングで全て抜き去ります。
そのあと外側のホイールを固定しているナットを緩めれば、タイヤが破裂することなく、安全に石が取れます。そして次に行うのが、ダブルタイヤの状態確認です。石が挟まったことによって、2本のタイヤ側面に傷が入るので、少しでも亀裂が見られれば、タイヤを新品に交換します、この傷の判定で甘い判断を下して空気を入れ始めた結果、タイヤが破裂して死亡事故に繋がる事例も多くあるので、ダブルタイヤに石が挟まった時は、必ずプロの判断に従うようにしてください。(トラック広報より)
こんな事故は当社では該当はないが、万が一と言うのが事故です。 もしこれに該当したら注意しよう。
飛石による事故を防ぐには、速度と車間距離・・

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