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EMOTION感性 NO.1356 R1-5-20 ◆暖かい気持ち!2019.05.19

NO.1356  R1-5-20
◆暖かい気持ち!
中国古典の『孟子』に、次のような話があります。
人には皆、他人の不幸を平気で見ていられない心かあります。例えば幼児が井戸に落ちそうになっているのを目にしたら、誰もがはっと驚いて、助けようとする気持ちが自然とわき起こるはずです。それは子供を助けることで、その父母とお近づきになりたいと思うからではなく、周囲の人たちに賞賛されたいからでもなく、助けないことで悪評が経つのを恐れるからでもない。つまりこの心は、誰もが生れながらに持っているものです。

『孟子』はこれを「惻隠の心」という言葉で現し、「惻隠の心は仁の端なり」と述べています。仁とは他を慈しむ、深い思いやりの心です。そんな仁の糸口となる温かいい「まごころ」の芽は、誰の心の中にもあるというのです。
人の悲しみに接したら、胸が締め付けられるような思いがして、なんとか慰めたいという気持ち加わいてくる。困っている人に出会ったら、何か自分にできることはないかと考える。私たち。人ひとりにも、そんな経験かおるのではないでしょうか。そんな温かい思いや優しい気持ちこそが「まごころ」の芽なのです。

私たちは日々、心の中に芽生える温かい思いや優しい気持ちを、身近な暮らしの中で、どれだけ生かすことができているでしょうか、
今、静かに白目分自身の生活を振り返ってみましょう。そこには必ず誰かの「まごころ」が存在するはずです。自分を生み育ててくれた親祖先や、お世話になった先生や先輩、親しい友人や近所の人たちなど。また、一度だけ会った人から受けた「小さな親切」まで数えればきりがありません。そうしたことに気づいたら、感謝と共に心の中に芽生える温かい思いや優しい気持ちを大きく育て、自分自身も積極的に行動に表すように努めたいものです。

もちろん、お世話になった相手に対して直接的に恩を返すのも、人切なことです。しかし祖先をはじめ、遠い時代の先人たち、また、見知らぬ多くの大たちから受けた「恩」まで考えると、到底すべてを返しきれるものではありません。ですから、自分に注がれた「まごころ」に感謝の気持ちを抱いたなら、新たな人問関係の中で、自分も同じように「まごころ」を生かしていくという考え方が大切です。

誰かの「思いやりある一言」に触れてありかたく思ったなら、自分も周囲の人たちに温かい言柴をかける。誰かの助けを受けて救われた気持ちになったなら、自分も「困っている人の力になれたら」という気持ちで周囲を見渡してみる。そこで生まれたぬくもりは周囲にも波及して、よりよい社会を築く原動力となっていくことでしょう。そうしてこそ、私たち自身の安心と喜びに満ちた人生が問かれていくのではないでしょうか・・(ニューモラルより)

各部所にも配布している小冊子のニューモラルに掲載の、誰の心にもある「温かい気持ち」というページです。いま小学校で先生達が道徳の勉強に活用してもらっています

 

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