EMOTION感性 NO.1357 R1-5-27 ◆心をオープンにしていません2019.05.27
NO.1357 R1-5-27
◆心をオープンにしていません
私は理工系大学院を卒業後、大手研究機関に経営コンサルタントとして入社しました。学生時代から海外で働きたいという思いがあり、入社一年目から、海外勤務の希望を出していました。
当時の上司には、「きみが海外へ行きたいことは分かる。しかし、現地社員にとって、きみが必要な存在でなければならない」と助言されました。そのときは、この言葉の真意をくみとれないまま、ご人前のコンサルタントになれ゛という浅い理解で、がむしゃらに仕事をしたのでした。
そして入社五年目に念願の海外転勤の打診があり、中国ビジネスの足掛かりとして台湾へ赴任となったのです。赴任して早々に事件は起きました。当時の私は二十九歳という年齢もあり、現地社員は皆年上でした。日本から派遣された代表として、現地の社員やお客様をアツと言わせなければならないと、鼻息荒く、毎日夜中まで働いていました。
ある台湾企業の社長への提案資料を作成していたときです。資料は、現地の社員に中国語へ翻訳してもらうことになっていたのですが、自分の満足いくまで資料をつくっていると、時計は夜十一時を回っていました。翌日にはプレゼンがあり、その翻訳が終わっていないことを知っているにもかかわらず、現地社員は何も言わずに帰っていました。
急ぎ、自分で拙い英語に翻訳してその場をしのぎ、お客様との会議が終わった後、私は烈火のごとく彼らの仕事に対する姿勢を問いただしたのです。すると、その返答は「私はあなたに心をオープンにしていません」でした。
私は、初めて仕事に対する姿勢や、自分の考え方を反省しました。自分一人では何もできない。自分のために仕事をしても人はついてこない。そして信頼関係があって初めてチームは成り立つことを痛感したのです。日本で働いているときは、内心おもしろくないと思っていても、上司に従うのが当たり前だったのですが、ある意味、ストレートな同僚たちに目を覚まさせてもらい、その経験が私を成長させてくれました。 (八幡ねじ 鈴木則之氏の文・れいろうの記事より)
この文を読んで、私も過去に何度も相手の気持ちが伝わりやすい人と、そうでない気持ちになることを幾度か経験しています。
要するに「気が合う、会わない」というレベルなのかも・・仕事上では、たとえ余り気が合わない人でも合わせなければビジネスでは取引が成立しません。しかし、合わしたつもり・・で接していたらこの文章のように生きずまってしまいます。
出来るだけ心をオープンにして明るく相手の心に入り込まないと、よい人間関係が作れないことを経験しているでしょう・・
私の知り合いに一度会って話しただけで10年来の友達のように接する能力の人がいます。それはいつも心をオープンにして話しているからです。
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