EMOTION感性 NO.1360 R1-6-17 ◆日本国記2019.06.16
NO.1360 R1-6-17
◆日本国記
あの百田直樹という小説家が「日本国記」という歴史小説として物語を書いています。この中の一部から、
▼日本人は日本という国をみんな好きです。歴史というものは、どの国にもいいところもあれば、悪いところもあります。アメリカにも非常に暗い歴史はたくさんある。黒人を奴隷にしたり、アメリカインディアンを虐殺したりという歴史もあります。
ただし、大事なことは、何も知らない無垢な子供たちに、そういう負の歴史を真っ先に教える必要はないということです。そういうことは、子供たちが成長し、基礎的な教育を受けて、様々な知識を得て、物事を多面的に見られるようになった上で、教えればよいのです。本来、無垢な子供たちに教えるべきなのは、まず「この国に生まれてよかった」ということだと思います。
▼戦国の強さがあつたから鎖国できた
ちょうど戦国時代のあたりから西洋大による有色人種の国の植民地化か始まるのです。ちょうど同じころに南アメリカのインカ帝国、アステカ国がスペインによって滅ぼされています。スペイン人の宣教師には純粋にキリスト教の布教という理想に燃えていた人もいますが、一方で植民地政策の先兵となっていた宣教師もたくさんいる。
つまりキリスト教の布教によって、その国の文化と精神を粉々にし、その後、スインの軍隊がやってきて征服するというわけです。そのような役目を担った宣教師が日本にもたくさん来ていたのです。
宣教師がスペイン国王に手紙を送っています。「この国を国王に与えたいけれども、強すぎるから無理だ」とね。
つまり、「この国は強い」と報告しているのです。国を守るのは「強さ」なんですよ。戦国時代の日本は、もしヨーロッパの国々と戦っても負けなかったと思います。戦国時代の日本の鉄砲保有数は、全ヨーロッパの鉄砲保有数より多かったと言われています。少なくとも日本は世界最大の鉄砲保有国だったということです。
その後、戦国時代から徳川の時代になります。三代目将軍の家光が最終的に鎖国令を出しますが、当時は戦国の威風が残っていました。鎖国令を出したときに大人しく西洋人が来なかったのは、それだけ日本に力があったからなのです。力がなければ、鎖国も出来ないわけですよ。日本が強かったから鎖国ができたのです。抑止力があった・・
その後、鎖国状態で、西洋の科学文明を取り入れることを日本はしませんでした。その間にヨーロッパの科学技術はどんどん進歩して、この260年間に力関係が逆転した・・
幕末から開国に携わった経緯など、こんな話が次々と物語として出てきます。また、犬をお伊勢参りに行かす話も出てきます。どこかの国なら食べてしまうのを、餌を与えてまで・・、これは日本文化そのものでしょう・・断片的に歴史を習ってきて(ほとんど忘れているが)明治維新以降劇的に変わった日本を物語として読むと日本の良さを再確認出来ます。
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