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EMOTION感性 NO.1364 R1-7-16 ◆人生の方程式2019.07.15

NO.1364  R1-7-16
◆人生の方程式
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
京セラの創業者稲盛和夫さんの発言の中に出てくる言葉で掛算式に表したものです。掛け算なのでプラスどうしを掛ければ必ずよい結果が出てきますが、何か一つでもマイナス思考のものがあれば結果はマイナスとなってしまう・・
どうすれば常にプラスの考え方、意識を持てるのか、これを稲盛フィロソフィ(哲学)として表現しています。日本航空の再建の成果はみんなの知る通りです。参考にしたいものです。

経営とは非常にシンプルなもので、その基本はいかにして売上を大きくし、いかにして使う経費を小さくするかということに尽きます。利益とはその差であって、結果として出てくるものにすぎません。
したがって私たちはいつも売上をより大きくすること、経費をより小さくすることを考えていればよいのです。常識や固定概念にとらわれてはなりません。売上最大、経費最小のための努力を、日々創意工夫をこらしながら粘り強く続けていくことが大切なのです。

経営の死命を制するのは値決めです。値決めにあたっては、利幅を少なくして大量に売るのか、それとも少量であっても利幅を多く取るのか、その価格決定は無段階でいくらでもあるといえます。
どれほどの利幅のときに、どれだけの量が売れるのか、またどれだけの利益が出るのか、ということを予測するのは非常に難しいことですが、自分の製品の価値を正確に認識したうえで、量と利幅との積が極大値になる一点を求めることです。

私たちの心には「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。
一方、利他の心で判断すると「人によかれ」という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。
より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、まわりの人のことを考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきです。

子どものときに親から教わった、ごく当たり前の道徳心「嘘をつくな、正直であれ、人をだましてはいけない、欲張るな」そういうシンプルな規範の意味をあらためて考え直し、それをきちんと遵守することがいまこそ必要なのです。(稲盛和夫語録より)

モラロジーの思いも同じ方向です。子供のころに教えられていることを経営の基本にあるのだからすごい。人として正しいことをする、が基本です。

 

 

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