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EMOTION感性 NO.1378 R1-10-28  ◆道徳!2019.10.28

NO.1378  R1-10-28
◆道徳!
道徳とは、私たち一人ひとりがよりよく生きるうえでの「道しるべ」といえるでしょう、一方、こんなイメージもあるかもしれません。
「堅苦しく、窮屈なもの」
「強制的に押しつけられるもの」
「自分が損をするのでは?」…
みんなが「ルールやマナーを守って生活しよう」と思っているから安心・安全なのです。道徳は、それぞれの国や社会で先人たちが長い時間をかけ、つくり上げてきた知識と経験の結晶です。
その一つ一つには「人に迷惑をかけないために心がけるべきこと」、あるいは「人に安心や満足、喜びをもたらすもの」という共通点があります。これらは法律などと同じように、私たちの安心・安全な暮らしに欠くことのできないものです。
例えば交通ルールがなかったら、安心して外を歩くことができるでしょうか。いろんなつながりで、多くの人たちとのかかわり合いの中で生きているのです。そのつながりを円満なものにし、社会生活を円滑に運んでいくための知恵として、道徳は生まれたのです。

▲もし道徳がなかったら
仮に地球上で暮らしている人間が自分だけだったら、法律も道徳も、ルールやマナーといったものも、必要なかったはずです。勝手気ままな生活の末に何か起きても、自分が困るだけのことです。
しかし二人以上の人間が集まると、そこに社会が生まれます。それぞれ勝手気ままなことをしていたら、お互いの「自分さえよければ」という思いがぶつかり合って、争いのもとになるでしょう。
また、私たちはこの社会の中で完全な自給自足の生活をしているわけではありません。つまり日ごろ顔を合わせない人たちを含めて、必ず誰かのお世話になっているのです。

そこには、それぞれが自ほかの誰かの生活を支えるという、支え合い・助け合いの関係があります。スーパーで野菜を買うときのことを考えてみましょう。そこで手に取るのは、自分以外の誰かが育てた野菜です。どこの誰が生産したかも分からない食材を、なんのためらいもなく口にできるのは、私たちの心のどこかに「この食材の生産や流通に携わった人は、きっと誠実に仕事に励んでいるはずだ」という信頼があるからではないでしょうか。これも道徳に支えられた「安心」の例でしょう。
こうした社会のさまざまなつながりの中で、私たちが喜びの多い人生を送るためには、自分自身の心づかいと行いのあり方に注目する必要があります。まず大切なことは、一つの思いにも一つの行いにも「思いやりの心」をはたらかせていくこと。そこには周囲の人たちと円満な人間関係を築くとともに、自分自身も心の喜びを得て、人生を明るい方向へと導く力が潜んでいるのです。(ニューモラルより)

信頼関係ある日本社会が、最近のニュースで目に余る事件が多く、心苦しいものがあります。教育されていないまま大人になったのが一因だとも・・  当社は道経と経済は同じ「道経一体」を進めています。それには品格が大切です

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